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2015年4月

2015年4月23日 (木)

Metaio Webinar: Epson Moverio and SDK 6 (advanced)

4月21日(火)深夜(日本時間)に「Metaio Developer Portal」サイトでEpson Moverio BT-200用のアプリ開発に関するWebnar が開催されました。Unityではなく、Android Studioを利用したアプリ開発の方法ですが、詳しく解説されていて、とても参考になると思います。下記サイトでその録画を視聴できます。

2015年4月15日 (水)

光学シースルー型ARアプリのご紹介

前回の記事でもご紹介したように、MOVERIO BT-200を利用した光学シースルー型ARアプリを開発するためのSDKとして、Vuforia SDK 4.1 BetaMetaio SDK 6.0.2が提供されています。これらのSDKを使った以下のARアプリが最近公開されました。

光学シースルー型のARアプリとしては一般に公開されたのは、これが世界初ではないでしょうか。まだまだ改善すべき点が多々ありますが、AR業界にとって画期をなす出来事だと思います。

2015年4月14日 (火)

MOVERIO BT-200を光学シースルー型ARグラスとして利用するためのヒント

MOVERIO BT-200を光学シースルー型ARグラスとして利用するアプリをUnityで開発するためのSDKには、以下の2つの選択肢があります。

オリジナルアプリを開発するために、まず最初にやることは、サンプルプログラムをビルドして、実行することです。いずれのSDKも、現在のところ、Windows OSでは、32ビット版のUnity5にしか対応していないようですから、ここでは、32ビット版を使います。

Vuforia場合、上記サイトからUnityのサンプルアプリをダウンロードして、
プラットフォームをAndroidとしてビルドすれば、問題なくapkが作成されます。BT-200をUSBデバッグできるように設定するのは面倒なので、私の場合は、PCにBT-200をUSB接続して、生成されたapkを直接適当なフォルダにコピーし、ESファイルエクスプローラーのようなファイルマネージャを使ってインストールしています。
(注:BT-200は、ESファイルエクスプローラーのようなMOVERIO Apps Marketで提供されていないアプリは、Amazon App StoreAPK Downloaderなどを使ってインストールできます。最近、Moverio Apps Marketから、MovExplorerというファイルマネージャがダウンロードできるようになりました。)
生成されたサンプルプログラムを実行する前に、上記サイトから「Calibration App」をダウンロードして実行し、下記サイトに記述されているように、指示に従ってキャリブレーションプロファイルを作成しておく必要があります。

Metaioの場合、Metaio SDKをインストールすると、下記フォルダに
 C:\Users\[username]\Documents\metaio\Metaio SDK 6.0.2\_Unity
サンプルプロジェクトのフォルダ「Example」があるので、このフォルダをUnityのプロジェクトしてオープンします。豊富なサンプルがこの1つのプロジェクトにまとめられていますが、目的のBT-200用のサンプルsceneは「TutorialStereoRendering」というフォルダに収められています。なお、いくつかのサンプルを実行している映像は下記Webnarの前半部分で見ることができます。顔認識や円などの輪郭による追跡などの他のサンプルも面白いと思います。



Vuforiaと同様に、ビルドすればapkが生成されると思いましたが、残念ながら、Vuforiaのようにはすんなりapkを作成することができませんでした。まず、下記サイトに記述されているように、
Unity5(32bit版)の起動オプションに
 -force-opengl
を加えて、レンダリングをOpenGLベースにして起動する必要があります(デフォルトは、DirectX)。つぎに、Build SettingsでプラットフォームをAndroidに変更してビルドすると、
 "Found Plugins with same names and architectures ....."
といようなエラーメッセージが出ます。「x86」と「x86_64」のプラグインにあるDLL名が重複しているということらしいので、「Project」ペインの中にある「Assets/Plugins/x86_64」フォルダを削除してしまいます。これで、このエラーメッセージはなくなり、apkが生成されます。ところが、このapkをBT-200にインストールしてサンプルアプリを立ち上げても、映像が何も映りません。そこで、Metaio helpdeskで調べたところ、C#スクリプト「metaioDeviceCamera.cs」の61行目の
   #if UNITY_IPHONE
  #if UNITY_IPHONE || UNITY_ANDROID
に修正すればよいということがわかりました。修正後、ビルド・インストールし、BT-200を3Dモードにすれば、無事サンプルが実行されます。
Vuforiaと同様、Metaioの場合も、Google Playから「Metaio Toolbox」をダウンロードし、下記サイトに記述されているように、キャリブレーションを行っておく必要があります。

2つのSDKのサンプルを比較してみると、キャリブレーションを行う手間も精度もどちらも同程度だと感じました。強いて言うなら、Metaioの方がキャリブレーションの際の位置合わせが若干やりやすいかなと思いました。

2015年4月10日 (金)

Vuforia for Digital Eyewearのキャリブレーション精度

Vuforia Developer Portalβ版ダウンロードサイトから早速キャリブレーションツールとUnityのサンプルプログラムを入手し、試してみました。仮想オブジェクトを正確に重畳させるために重要なキャリブレーションの手順は下記に記述されています。

 Vuforia Calibration App

この中の写真にあるように、片目をつぶりながら、スクリーンに表示される赤い枠と眼前に置いたターゲット(Stone)の4隅をできるだけ一致するように視点を移動させなければならないのですが、なかなかピッタリいかず、むずかしいです。

とりあえずどこかで妥協して、キャリブレーションプロファイルを保存し、サンプルプログラムを実行してみたところ、大きな視点移動をさせずゆっくり動かせば下記のビデオくらいの精度でターゲットを追従してくれます。

 

視野に対してスクリーンサイズが小さく感じられますが、工具の位置指定や蓋の開閉などの作業支援には十分使えるのではないかと思います。ただ、SMDLabが提供している「誰でも美文字AR」のように高い位置精度が要求されるアプリには、まだ適用がむずかしいかもしれません。

2015年4月 8日 (水)

Vuforia for Digital Eyewearのβ版がリリース

本日、待望のVuforia for Digital Eyewearのβ版がリリースされました。Vuforiaのユーザ登録をしていれば、どなたでも下記サイトからダウンロードできるようです。

 https://developer.vuforia.com/downloads/beta

これで、VuforiaでもMOVERIO BT-200用の光学シースルー型ARアプリを開発できるようになります。MetaioでもStereo See-Through Calibration Toolboxを使えば可能になったのですが、以前の記事でも取り上げたように、キャリブレーションがあまり正確でないようです。近いうちに両者を比較した記事を書きたいと思っていますが、キャリブレーションの正確さを比較するためには、自分の眼が実際に見ている映像上のターゲットとHMDスクリーン上の仮想オブジェクトがどの程度一致しているかをお見せする必要があります。残念ながら、自分が眼が捉えている映像のスクリーンショットを取ることはできないので、以前の記事でもご紹介した論文
の中で示されているFig.4のようなカメラをユーザの眼と見立てた装置を作る必要があります。これには少し時間がかかりますので、とりあえず、自分で眼で両者のキャリブレーション精度の比較を行ってみたいと思います。

2015年4月 7日 (火)

Vuforia vs. Metaio

Vuforiaは、これまでターゲットデータベースとして大容量のクラウドサービスを利用しなければ無料であったが、最近、4.0にバージョンアップされて、方針が変更になりました。開発したアプリを無料で配布する場合は、Metaioと同様、Watermarkが表示されます。VuforiaとMetaioを無料版に限定して比較すると、

 https://developer.vuforia.com/pricing

 http://www.metaio.com/metaio-store/

Metaioの方がWindows Storeに対応している分、有利に思います。Unityで開発している者にとっては、Meteioを使えば、移植の手間をほとんどかけずにandroid, iOS, Windows Storeという3大プラットフォームのモバイルアプリを作成できるのは大きい利点となります。Vuforiaは、モバイル端末系のCPUチップを製造しているQualcomm社から提供されているので、Intel系のCPUを前提としたWindowsアプリに対応させることを嫌うかもしれませんが、有償化したのであれば、Metaioと同様、Windows Storeにもぜひ対応させてもらいたいと思います。

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