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Metaio

2015年5月29日 (金)

AppleがMetaioを買収

本日、残念なニュースが飛び込んできました。
実際、「Metaio product support」ページでは、今年12月15日をもってダウンロードができなくなるとアナウンスされています。Appleは、今後我々にどんな形でMetaioの技術を提供してくれるのでしょうか。開発環境がMacOSやiOSに特化されるだけでも、使う気持ちが失せてしまうのに、開発環境そのものが提供されなくなったら、最悪ですね。Metaioを使って製品開発してきた人たちはこれからどうするのでしょう。外部SDKに依存するのは危険だという教訓です。Vuforiaは大丈夫でしょうか。

2015年4月23日 (木)

Metaio Webinar: Epson Moverio and SDK 6 (advanced)

4月21日(火)深夜(日本時間)に「Metaio Developer Portal」サイトでEpson Moverio BT-200用のアプリ開発に関するWebnar が開催されました。Unityではなく、Android Studioを利用したアプリ開発の方法ですが、詳しく解説されていて、とても参考になると思います。下記サイトでその録画を視聴できます。

2015年4月14日 (火)

MOVERIO BT-200を光学シースルー型ARグラスとして利用するためのヒント

MOVERIO BT-200を光学シースルー型ARグラスとして利用するアプリをUnityで開発するためのSDKには、以下の2つの選択肢があります。

オリジナルアプリを開発するために、まず最初にやることは、サンプルプログラムをビルドして、実行することです。いずれのSDKも、現在のところ、Windows OSでは、32ビット版のUnity5にしか対応していないようですから、ここでは、32ビット版を使います。

Vuforia場合、上記サイトからUnityのサンプルアプリをダウンロードして、
プラットフォームをAndroidとしてビルドすれば、問題なくapkが作成されます。BT-200をUSBデバッグできるように設定するのは面倒なので、私の場合は、PCにBT-200をUSB接続して、生成されたapkを直接適当なフォルダにコピーし、ESファイルエクスプローラーのようなファイルマネージャを使ってインストールしています。
(注:BT-200は、ESファイルエクスプローラーのようなMOVERIO Apps Marketで提供されていないアプリは、Amazon App StoreAPK Downloaderなどを使ってインストールできます。最近、Moverio Apps Marketから、MovExplorerというファイルマネージャがダウンロードできるようになりました。)
生成されたサンプルプログラムを実行する前に、上記サイトから「Calibration App」をダウンロードして実行し、下記サイトに記述されているように、指示に従ってキャリブレーションプロファイルを作成しておく必要があります。

Metaioの場合、Metaio SDKをインストールすると、下記フォルダに
 C:\Users\[username]\Documents\metaio\Metaio SDK 6.0.2\_Unity
サンプルプロジェクトのフォルダ「Example」があるので、このフォルダをUnityのプロジェクトしてオープンします。豊富なサンプルがこの1つのプロジェクトにまとめられていますが、目的のBT-200用のサンプルsceneは「TutorialStereoRendering」というフォルダに収められています。なお、いくつかのサンプルを実行している映像は下記Webnarの前半部分で見ることができます。顔認識や円などの輪郭による追跡などの他のサンプルも面白いと思います。



Vuforiaと同様に、ビルドすればapkが生成されると思いましたが、残念ながら、Vuforiaのようにはすんなりapkを作成することができませんでした。まず、下記サイトに記述されているように、
Unity5(32bit版)の起動オプションに
 -force-opengl
を加えて、レンダリングをOpenGLベースにして起動する必要があります(デフォルトは、DirectX)。つぎに、Build SettingsでプラットフォームをAndroidに変更してビルドすると、
 "Found Plugins with same names and architectures ....."
といようなエラーメッセージが出ます。「x86」と「x86_64」のプラグインにあるDLL名が重複しているということらしいので、「Project」ペインの中にある「Assets/Plugins/x86_64」フォルダを削除してしまいます。これで、このエラーメッセージはなくなり、apkが生成されます。ところが、このapkをBT-200にインストールしてサンプルアプリを立ち上げても、映像が何も映りません。そこで、Metaio helpdeskで調べたところ、C#スクリプト「metaioDeviceCamera.cs」の61行目の
   #if UNITY_IPHONE
  #if UNITY_IPHONE || UNITY_ANDROID
に修正すればよいということがわかりました。修正後、ビルド・インストールし、BT-200を3Dモードにすれば、無事サンプルが実行されます。
Vuforiaと同様、Metaioの場合も、Google Playから「Metaio Toolbox」をダウンロードし、下記サイトに記述されているように、キャリブレーションを行っておく必要があります。

2つのSDKのサンプルを比較してみると、キャリブレーションを行う手間も精度もどちらも同程度だと感じました。強いて言うなら、Metaioの方がキャリブレーションの際の位置合わせが若干やりやすいかなと思いました。

2015年4月 7日 (火)

Vuforia vs. Metaio

Vuforiaは、これまでターゲットデータベースとして大容量のクラウドサービスを利用しなければ無料であったが、最近、4.0にバージョンアップされて、方針が変更になりました。開発したアプリを無料で配布する場合は、Metaioと同様、Watermarkが表示されます。VuforiaとMetaioを無料版に限定して比較すると、

 https://developer.vuforia.com/pricing

 http://www.metaio.com/metaio-store/

Metaioの方がWindows Storeに対応している分、有利に思います。Unityで開発している者にとっては、Meteioを使えば、移植の手間をほとんどかけずにandroid, iOS, Windows Storeという3大プラットフォームのモバイルアプリを作成できるのは大きい利点となります。Vuforiaは、モバイル端末系のCPUチップを製造しているQualcomm社から提供されているので、Intel系のCPUを前提としたWindowsアプリに対応させることを嫌うかもしれませんが、有償化したのであれば、Metaioと同様、Windows Storeにもぜひ対応させてもらいたいと思います。

2015年2月13日 (金)

MOVERIO BT-200用ARアプリをMetaio SDKで作成するためのヒント

最近、特に目新しいことがありませんでしたので、しばらく記事を書いておりませんでしたが、Metaio SDKを用いてMOVERIO BT-200用のARアプリ作成を考えている方にとって有益な情報がMetaio Developer PortalHelpdeskに掲載されているのでご紹介しておきます。

質問者自身がコミュニティで問題を共有するため、Unity Projectを公開しているので、アプリ制作のとっかかりとなる最初のサンプルとして利用できるのではないでしょうか?

2014年12月12日 (金)

Metaio Stereo See-Through Calibration Toolbox for MOVERIO BT-200

Metaio Developer Portal サイトで、Epson MOVERIO BT-200ステレオシースルーキャリブレーションを行うためのToolboxが公開されたと発表されています。また、2014年12月4日のWebnarでその解説がなされています。



Toolboxの最新バージョン6.0.1はGoogle Playからインストールできますが、BT-200にインストールするには、apkが必要になるので、「APK Downloader」などからダウンロードするか、Metaio Developer Portalの「Metaio Toolbox」から「Android APK」をダウンロードして、Epson MOVERIOサイトのインストール方法に従ってインストールしてください。MOVERIOからToolboxを起動したときだけ、「Stereo See-Through Calibration Toolbox」が現れます。

早速試して、「誰でも美文字AR」をMetaioに移植し、BT-200のシースルーARアプリとして実装したいと考えています。